熱帯魚の病気は様々ですが、常時用意しておいた方が良いのは「ヒコサンZ」と「観パラD」です。しかし、病気にしないように飼育するのが原則です。
鱗やエラに白い点が表れます。最初は僅かですが、放置すると体中が白い点だらけになり、死にます。感染性が極めて強く、同種の場合全滅することがあります。管理人は100匹程いたグリーンネオン・テトラを一晩で全滅させた経験があります。同種以外の魚にも移る場合もあります。
ゾウリムシの近縁の白点虫の寄生により生じます。発病の原因は急な水温の低下です。水替え時に注意すること。夏場に切ってあったヒーターを寒くなってから入れ忘れないこと。ヒーターの水温設定を誤らない、ヒーターが壊れていないこと。等への注意が必要です。
一般的に水温を30℃程まで上げると良い、塩を入れると良いとされていますが、マラカイトグリーン液のヒコサンZが一番効果がありました。入れると水は青くなりますが、数時間で元に戻ります。水草やバクテリアに影響しないというのが最大のメリットです。
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白点病は初期の時に発見し対処すると被害が少なくてすみます。一匹でも白点病とおぼしき魚を見つけたら、このヒコサンZを投入することで解決出来るはずです。
ヒレが溶けるようになり、ぼろぼろになってやがて腐りだして死ぬ病気です。
魚が怪我をした際、傷口からカラムナリス菌という病原菌が感染して発症します。
水を半分入れ替えた上で、観パラDやグリーンFゴールドまたエルバージュエースが使えますが、薬は基本的に水草枯らしてしまいます。そのため、一度水草を抜いて水を入れたバケツで保存します。
しかし、管理人の経験では観パラDは水草に致命的なダメージを与えないようでした。メーカーのサイトにも記述されています。
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これらはその名の通り、ウロコが松かさ状になる、体表に穴が開く、目が飛び出すといった症状です。悪化すると体が異常に膨れて死にます。感染はありません。
この病気はエロモナス菌という細菌が熱帯魚に感染し発症する病気です。エロモナス菌は水槽内や魚体内にも生息する常在菌ですが、水質が悪化し亜硝酸値が高くなった場合に大量に発生し病気を引き起こすものです。
水槽内のエロモナス菌を駆除するため、多めの水替えと、上記の観パラDを投与します。治るまで水替えをしながら観パラDを投与します。
体表に白い綿のようなものが付着することから、「わたかぶり病」とも呼ばれます。症状が進むと、体全体が綿で覆われて死にます。
綿のようなものは細菌の水カビで、水槽内に生息する常在菌ですが、魚が怪我の箇所などから侵入して発症します。
上記のヒコサンZを投与します。
熱帯魚の病気は様々ですが、常時用意しておいた方が良いのは上記の、「ヒコサンZ」と「観パラD」ということになります。しかし、病気にしないように飼育するのが原則で、定期的は水替えと、少しでも「気になる変化」があった時も水替えです。熱帯魚飼育の原則は「水替え」にあるのではと感じています。